私は、運は与えられるものと思い込んできたが、それは違うことに気づくことができた。
そして、運を最大化する方法を思いついたので書き留めておくことにする。
それは、できる限りの最善手を打ち続けるために努力すること。
運は磁石のようなもので、有効範囲というものが決まっている。
あまりに運との距離があると、自分の所には着てくれない。
原因と結果で見て、まったく近くない行動に運が与えられてきたことがないからだ。
たとえば、宝くじを買ってないのに当たることを期待するのは的外れだろう。
最低限の行動すら起こしてないのに運がついてくるわけない。
それでも、当たりの宝くじを拾う可能性はゼロではない。だが、現実的にはありえない話だと分かる。
私が思う「運の良い人」は、正解の近くをうろつくことができる人だ。
馬券でハナ差で負けてしまっても、審議のランプがついて当たりにできる人。
そういう人は、正解できるよう努力し続けた人なのは間違いない。
重要なのは、正しい努力をするという点にある。いくら努力しても間違っていては意味がない。
どう行動するのが正解なのか、投資や競馬の世界では特に曖昧になりやすい部分だ。
その行動を論理的に考えられる人は正しい努力につなげられる人だろう。
馬券で勝てないのなら、勝ちに近づくために何かの手段を講じてみることから始まる。
今では、アプリやロボアドバイザーがあるのだから、色々と使って正しい結果に近づけるよう努力することは難しくない。
うだうだと考えるくらいなら、まずは行動をしてみる。一歩だけ踏み出せばあとは体がついてくるものだ。
脳は行動した時に「やる気」になることが分かっている。だから、スイッチを入れてあげるだけでいい。
何かを試す時に他人をアテにしてはならない。あくまで基準は、自分に合うかどうかだ。
万人に効果のある手法より自分に合った手法の方が、得られる結果も大きくなりやすい。
一巡では分からない時もあるだろう。色々と組み合わせて自分だけの手法に落とし込めれば自然と運も最大化されているはずだ。
わざわざ難しいことをする必要はなく、今あるものを最大限に活用することを考えよう。