馬券は当たらなければ配当が得られないので、まず当てなくてはという意識を持ちやすい。
実はこれが多くの人を敗者に追い込んでいる。この永久的な負けを生むロジックについて言及したい。
なぜ、当たる買い目ほど損をしてしまうのだろうか。まずは、あなた自身で考えてみて欲しい。
まるで当てることが罪と言わんばかりなのには理由がある。
それは、当たる予想というのは人気馬の組み合わせを重視して買うことになるからだ。
確率的に1~5番人気馬の組み合わせを買うことで的中率は8割を超えるの知らない人もいるだろう。
この人気馬の馬券を買うと、よく当たるが控除率を上回ることができないという現象が起きてしまう。
競馬新聞で分かるのは、せいぜい1~3番人気まで。追加のJRA-VANデータを購入して5番人気まで手を伸ばすことができる。
これでも、上位人気は完璧にやれるだろうと思うかもしれない。しかし、その買い目は過剰に買われていて、すでに死に目に近い存在となっているのだ。
気まぐれな動物に対応できないのは、やはりマイナスになるしかないのだ。この点から、ただ予想力を生かすことだけでは勝ちにくいことが分かるだろう。
もっとも手軽な方法は、自分の強みに沿って馬券を構築すること。年寄りが買う馬券を上回ればいいだけだから難しい話ではないだろう。
その程度の努力もできない人が勝つ見込みはない。あとは投資競馬AIのサポートを受けるなど現実的にある選択肢から自分に合うものを選ぶのが一番だ。