あなたと私では見ている競馬が違っていることを知っていますか。
あなたがレースでは強い馬が勝っていると考えていても、私はそう考えて見ていません。
つまり、これは現実が違うということであり、人それぞれ世界が違うことを認識する必要があります。
たとえば、人間には錯視がありますよね。上の画像は曲がって見えますが実際には真っすぐな線で構成されています。
こうすることで人間の理解が捗るからこそ進化してきたのですが、これは現実を表すとは限らないという例にもなります。
このように人間には世界を単純化する能力があるため、現実を正確に見ているとは言えないのです。
それに加え対象を見ているときに意味づけを行わないと現状認識することができない。
たとえば、子供が泣いていたら何故なのか分からない。病気なのか、迷子なのか、お腹がすいているのか。
もし、あなたが「競馬は強い馬が勝つレース」という意味づけしているなら、そうでないレースを理解することができません。
この意味が分かるでしょうか。G1レースは強い馬のレースなので理解は進みますが、平場の混戦レースだと何が何だか分からないでしょう。
つまり、脳は意味づけを行ったレースしか情報化できないことを意味している。
あなたが強い馬同士のレース以外を予想するなら負けるしかないでしょう。
そして、そういうレースは配当が小さくなるので高配当に縁がないと言えるわけです。
あなたが高配当を取るには、いまの現実認識を変える必要がある。
つまり、「競馬は強い馬が勝つ」から「競馬は強い馬が勝つとは限らない」という意識に変えることで脳は初めて、そういうケースを想定することができるのです。
その意味づけに対する知識や経験がないうちは、なかなか理解度も上がらないですが、レースを何度も見直したりすることで新しい発見に気づけるでしょう。
こういう現実を正確に見るスキルを「メタ認知能力」と言われるようになってきました。
この能力を勉強して磨いていくことで、今まで見えてこなかった競馬の新しい面が見えてくるようになります。
もっと手っ取り早く知る方法は【シン・競馬新聞】を利用すること。
AIデータ解析により現実を人間よりも忠実に可視化することができるため、今まで何をするべきか分からなかった人に最適です。