株式において短期投資はギャンブルと例えられることがあります。
その理由はカンタンで、短期投資の97%は長期投資を上回ることができないから。
短期投資で稼ぐことが究極の難易度と言われるのは、その時に強く影響するファクターの特定が難しいからです。
たとえば、裏付けのない期待感で上がった株と見抜いた時に取るべき行動はどんなものになるでしょうか。
いつまで続くのか予測できないので、あまり深く関わらないのが賢明になります。
つまり、ファクターの影響で押し引きを決める必要があるんで、そこが不明瞭ならば短期投資が上手くいくことはありません。
株式でも短期投資ロボなんてハイリスクなものは今後登場しないと思います。
アメリカでも長期が主流であり、商売として手堅いので、よほど市場として成熟しないとでてこないでしょう。
みんなの投資競馬は、競馬業界で初めてロボアドバイザーを公開してきました。
これも長期投資型なのですが、これは良好な結果がでていたため公開は終了となったようです。
その代替として公開されたのが短期投資型ロボというのだから驚きです。
馬券も勝ちやすいのは長期型。ほとんどの人が短期型で自滅しているのが現状ですから。
1番人気だけを投資対象するのは良い戦略だと思いました。
券種も単勝と複勝だけなのは、2連系以上になると回収率の収束が遅くなるからでしょう。
結局のところ一番良い成績をだしているのが1番人気馬。ただし、プラスにはなってないけどね。
そこをプラスに持ち込むのは、ロボの取捨と購入者の資金管理しか手立てはありません。
その行方を見守るのか、参戦するかは人それぞれでしょう。