馬券で勝負するタイミングは馬本位の人が多いのではないだろうか。
この馬が勝つことに自信がある。かつて私もそうでしたが、それでは十分な利益が見込めず負のスパイラルにおちいる可能性が高くなることに気づきました。
それよりも自分自身の競馬予想の波が穏やかで好調と思える時の方が回収率が伸びたのです。自分の経験からも言えるのだが調子の良い悪いは買い目や根拠がハッキリしていることが多い。
毎週IPATのデータを振り返り馬券的中パターンを見ていけば自分のバイオリズムに気づくことができます。そういう時にこそ勝負すべき時がきたと言えるでしょう。
冷静に見ていくとJRAが主催する中央競馬は世界トップレベルと思えるほどの複雑さを有しています。あるコースでは坂を下ったり、あるコースでは急坂を上るなど趣向の違う競馬場が10場もあります。
それが季節ごとに開催が替わることで連続性のあるデータは取れにくくなることで予想がブレやすくなってしまう。そのため競走成績が多くても競走馬を理解しきれれていないことが実は多いのではないでしょうか。
おまけにレース展開ときたらスローからハイペースまで5秒もの差がでたり、芝も京都競馬場のような超高速馬場から、芝とは正反対のダートみたいにパワーが必要な馬場があるなどカオスな状態で入り組んでいたるのが日本の競馬。
そう、競馬までもガラパゴスとしているわけです。だからこそ穴馬がちょっとしたことで好走しやすい土壌がある。
このような状態の中央競馬で安定した収支を追い求めるのは逆効果な気がします。あまり良い条件が整っているとは言えないためリスクを取って高配当を狙う方が回収率は上向きやすいでしょう。
自分の好調パターンが見えてくることで、調子が悪い時は金額を抑えて次回の勝負に備えるような戦術的撤退というカードを切るようになります。
見込みのない馬券をダラダラと惰性で買い続けて勝てるほど競馬が甘くないのはご存じの通り。
複雑にファクターが絡み合う中央競馬で勝つには上手い立ち回りを考えることも勝つために重要な戦術になると肝に銘じるべきでしょう。
もし、自分に有利なレースを選べるようになれば勝てなかったとしても大きく負けることはなくなるはず。
こうした負けないための積み重ねが幸運による馬券的中の恩恵を最大化することにもつながります。
これは『みんなの投資競馬』で学んで気付いたノウハウに過ぎません。
しかし、予想スキルが上がったわけでもないのに自分自身を理解するだけで回収率が上向き信じられない成果を収めることができました。
あなたにあるムリ・ムダを失くすことがまず競馬で勝つために必要なことだと考えてください。そうすれば何をすべきか行動に表れるようになるでしょう。