私は競馬予想の改善をすることに面白さを感じています。おそらく日本人なら競馬予想でなくても改善が好きなのではないだろうか。外国だと「KAIZEN」で通じるほどメジャーな日本語らしい。
なぜ好きなのかを考えると最小限の投資コストでパフォーマンスを上げられるからです。IPATがあればどういうレースが得意なのかが見えてくるし不得意な券種も少しの努力で分かることが多い。たったそれだけで回収率90%から100%を超えられるならやらない手はない。
ただ、予想や馬券の収支改善だけに力を注いでいくことには限界がありました。それは元からあるパフォーマンス以上には良くなることはないからです。
その改善が通用している内はいいのですが、競馬予想を支える土台の理論そのものが通用しなくなった場合は手の施しようがなくなってしまう。そうならないためにも次の手というのは常に考えるようにしています。
競走馬を株式チャートを見るように評価することを心掛けてきました。日本市場20年間のチャートを見ると下げ基調とか分かりますよね。競走馬も上げ下げするのが普通なので、どこで調子を上げてくるかを考えるだけで馬券収支が向上することがあります。
日本における公務員の給料は世界基準で見ると高すぎるのは知られる所です。それなのに政治家は増税してでも公務員を厚遇し続けています。この状態が続いていくことで高学歴の人ほど民間はリスクが高いという判断することになり、やがては誰もリスクを取る人がいなくなるでしょう。こうなると国際的な競争力を失い後退していくしかありません。
みんなが少しずつリスク回避することで経済が悪くなってしまう!その逆をいけば良くなるのに自己保身の思考が働いてしまうためそうはならない。
これは競馬予想も同じだと身を持って感じています。あまりにリスクを回避しすぎるよりも少しリスクを取ったほうが結果として回収率が良くなることが多いのです。
デフレスパイラルに陥る馬券の買い方
人気馬を軸に穴馬まで流すような馬券は、よく吟味して買い目に強弱をつけないと回収率のデフレスパイラルによりジリ貧になりやすい傾向があります。競馬は的中率100%を目指すと控除率の分だけ負けやすくなるため当てることだけでなく資金配分をきっちりやらないと利益がでてきません。
まず、確率的に見て人気決着が多いわりに買い目が多くなるような馬券ではマイナス収支は避けられません。こんな馬券の買い方をしても控除率25%の壁を乗り越えるほどの効率はないからです。
競馬は馬柱データにある情報がすべてである保証はどこにもありません。十分なデータがないレースを予想したところで正解に近づくでしょうか?
すべてが理路整然とはしていない競馬だからこそリスクを積極的に取ることで利益を上積みすることができるのです。
人気馬からの馬券でも1着に来る馬券は2番人気以降の馬にもチャンスがあります。1番人気で3割の勝率なのでオッズ的に魅力のある馬を探すことが重要です。
どんなに能力があっても控除率を意識しない馬券を買っている内は回収率が向上する可能性は低いままです。
しかし、競走馬の能力がハッキリわからないのが競馬。そこをどうにかしないと回収率の改善策もうまくいきません。
私は『みんなの投資競馬』のゴールドマイニング技術から抽出された金脈馬リストを利用しています。このリストでは能力が高い馬がラインナップされているため確かな実力のある馬券を買うことができます。
こういった補助データを利用して回収率の改善に励んでいけば勝ち組は遠い話ではなくなってくるはずです。