純粋に馬柱から予想して馬券で勝てると考えている人はどれだけいるのだろう。
それを実証した人は大体伝聞だけであり、実際に見たことがある人はいないのでは。
それでも止められないのは他に選択肢がなかったからであり、今でも十分な選択肢はない。
JRA-VANにしたって結局は馬柱データに依存するものなので、あとはアナログとデジタルの違いしかない。
つまり、それで勝てないという前提に立たないと馬券を買っている人は愚か者になってしまうから止められなくなってしまうわけだ。
だから、勝てない理由に「予想力」を挙げるわけだけど、そもそもデータ全盛の今なら「予想力」が過大評価であることは誰にでも分かってしまう。
ものすごく端的に言ってしまえば「予想力」には馬券で勝つだけのアドバンテージを得ることはできない。
予想力は人気馬がなぜ人気なのかを把握できていれば問題なく、それ以上の領域で使うとハイリスクになりやすいというのがデータからの裏付けになる。
簡単に言えば予想力があると「回収率75%になりやすいですよ」という話なんだ。
じゃあ予想力を軽視するとどうなるか。回収率は75%以下に落ち込んでいくだけ。
予想力は下限を維持するために使うのイメージでいい。
ノビシロを求めるなら「プラスアルファの要素」を自分で取り込まないといけないわけ。
だから、競馬で勝っている人に聞くと大体その要素を持っていたりする。
みんなの投資競馬なら誰でも高度なデータ分析を取り込めるから自然とアドバンテージを得られるから楽。
まとめると、
競馬予想はやるべきことの1つに過ぎず単体ではアドバンテージを得ることができない。
馬券をプラスにする方法は「プラスアルファの要素」を自分の馬券に取り込むこと。
それはデータ分析に基づくものがベスト。裏付けの取れたデータほど結果に直結するからだ。
投資理論でも予想だけの危うさはよく説かれていたりする。予想力に依存しすぎないことが馬券で勝ための秘訣と言えるだろう。