競馬で利益を出した時に株式投資のように扱われるための条件を考察してみます。
国税庁を見ると投資として認められる要件についての記述がありました。
馬券を自動的に購入するソフトウエアを使用して定めた独自の条件設定と計算式に基づき、又は予想の確度の高低と予想が的中した際の配当率の大小の組合せにより定めた購入パターンに従って、偶然性の影響を減殺するために、年間を通じてほぼ全てのレースで馬券を購入するなど、年間を通じての収支で利益が得られるように工夫しながら多数の馬券を購入し続けることにより、年間を通じての収支で多額の利益を上げ、これらの事実により、回収率が馬券の当該購入行為の期間総体として100%を超えるように馬券を購入し続けてきたことが客観的に明らかな場合は、雑所得に該当すると考えます。
かなり前提条件が曖昧で良くわかりませんね。課税するために何とでも言えそうな文面です。
個人的な意見としては、ロボアドバイザーを利用しての馬券購入であれば満たす可能性が高いのではないかと思いました。
ロボアドバイザーはアメリカで開発された投資サポートプログラムで論理的な投資を代替して行ってくれます。
日本にも上陸していてウェルスナビが有名ではないでしょうか。
これが競馬にも開発されたことで風向きが変わってきたように思えます。
競馬ロボアドバイザーは、信頼できる軸馬や激走穴馬の抽出を独自の計算式により行うため投資的に馬券を買うことができます。
すでに10年以上に渡りプラス収支を証明している人が存在していて、この人は雑所得として認められているそう。
この判断が規模や税務員によって変わってくるのかハッキリしませんが、自分なりの手法として落とし込めている方なら可能性はありそうです。
ロボアドの利用法でもカスタマイズを前提にしているのは、そういった事情が絡んでいるせいかもしれないですね。
無料で公開されているため誰でも利用できる点は魅力的ではないでしょうか。
こういうAIレベルの話になれば国税庁としても認めざるを得ないものもでてきそう。
そのために実績があると説得力が増すので早いうちに実績を積み上げていきたいところですね。
1年だと拒否できても数年の実績があれば総合的に見て投資と判断できるはずです。
一番いいのは法律改正なんだけど国民に不利になる政治は行われないのが現状ですからね。
自分で考えて「これは投資ですよ」という主張を固めるために色々と工夫していく必要があります。
ロボアドバイザーは勝ち組の比率を改善すると言われており、これからの投資に欠かせないものになっていくでしょう。
こういう技術革新で状況が変わっていくのは馬券購入者としては嬉しい限り。
この流れを強くしていくためにも積極的にロボアドを活用していき事例の1つになっていきたい。